妊娠中は痔になりやすいって言いますよね。
妊娠中はお腹が大きくなるため、体の血流が悪くなります。
さらに体が重くなるので同じ体勢でいることが増えますよね。
同じ体勢ばかりしていると、お腹の重さにおしりが圧迫されます。
妊娠中はこれらの、痔にとてもなりやすい状況が揃ってしまうんです。

妊娠中は痔になりやすいうえ、治りにくいんだ。
産後まで余裕で引きずる人も多々いるよ。
ママの半数以上は産前・産後に悩むとされている痔。
実はわたしも、妊娠中にかなり悩まされました。
今回はわたしの体験談とともに、妊婦さんが痔を和らげる方法と
世間に広まっている間違った痔の対処方法について、解説していきます。
妊娠中の痔にどういうきっかけで気づいたか。

わたしは妊娠前、特に痔になった記憶はなく、
痔とはどういうものなのかよく分かっていなかったので、その目線でお話ししていきます。

痔になったことがないけれど、これって痔?
と悩んでいる方にも共感してもらえると思うよ!
妊娠中の安定期を過ぎたあたりから、椅子や床に座っているときに
「なんだかおしりに違和感があるなぁ」と違和感を気にすることが数日続きました。
「もしかしてこの違和感が痔?」と少し感じてはいたのですが
なんだこんなもんか。と舐めてかかっていました。
特に何も変えず、いつも通り過ごして数日。
トイレでおしりを拭いた時にペーパーに血がつくようになりました。
その次の日には、歩くのも座るのも寝るのも痛くて我慢できないほどひどい状況に。
私の痔は、いわゆるいぼ痔。
お風呂で確認してみると、お尻の穴付近に4つのできものが花が咲いたようにできていました。

お尻の穴に何かついてる!?
って思ってしまうほど立派なできものでした。
痛みがきたのは、いぼ痔がかなり大きくなってから。
ここまで大きなできものがあるなんて、まったく気づきませんでした。。。
痔を完全に自覚してからはもう、少しずつしか歩けず、寝ていても痛くて涙があふれてくる始末。
日常生活に支障をきたすため病院に行くことを決めました。
痔で病院なんて恥ずかしくて避けたかったところですが、気づけばそんな恥ずかしさよりも痛みを抑えることが優先になっていました。
痔の痛みは突然、激痛でした。 まず、すべきことは?

まだ妊婦検診も月に1回で、つい先週に終わったところ。
つぎの妊婦検診まで待っている余裕もありません。
でも産科に行けばいいのか?
痔といえば肛門科。肛門のスペシャリストのもとへ行くべきなのか…?
先に結論を言いますと、まずはかかりつけの産科に連絡。
まずは産科に連絡です。
急に行っても、休診などで診てくれる先生がいない可能性もあります。
まずは病院に連絡をして、今の痛みや詳細の状況について、相談してみましょう。
詳細を話すことは恥ずかしくはありません。
みんなが悩んでいるものなのです。
病院の方も「はいはい痔ね~。辛いね~。」と分かってくれます。
産科に行かずに肛門科に行くのも間違ってはいないと思います。
ですが、今はお腹の赤ちゃんのことを一番に考えたいですよね。
おしりは赤ちゃんも近い部分なので、赤ちゃんのスペシャリストにまず相談しましょう。
肛門科に行っても妊娠中は手術もできなかったりするので、まずは産科で問題ないかと思います。
産科に行って診てもらった結果、ひどすぎるので肛門科に行きましょう。
ということはあるようですが、産科でもお薬をもらうことはできます。

産婦人科の先生は意外と痔にも慣れているので
普通に診てくれたよ!
わたしが病院に連絡したときは、まだ朝早かったのですが午前診はいっぱいとのことでした。
「待合室で数時間待ってもらうことになっちゃうね。待合室でずっと待ってるのはしんどいだろうから、午後診の一番においで。」
と言っていただき、それまで自宅待機しました。
確かに、病院の待合室って椅子が固くてしんどいんですよね。
そんな椅子で数時間もいると、痔の悪化確定です。
病院に向かう途中にあるドン・キホーテで円座クッションを購入しました。
そもそも座るのがしんどいので、車に揺られるとさらに痛いのは目に見えています。
円座クッションなしだと、車に揺られるだけでも拷問だと思います。
このときに円座クッションは初めて購入したのですが、円座クッションににたくさん使用したことで詳しくなったのでもしよければこちらをどうぞ。

円座クッションについて
産前・産後で得たの知識をまとめてるで

無事、病院に到着して受付をしたら、先に連絡していたこともあり待合室ではなく個室に案内してくれて、ベッドに寝かせてもらえました。
先に連絡してから行ってよかったと本当に思いました。
無事診察も終え、軟膏を処方してもらい帰宅しました。

痔で産院に向かう前にまず電話!
つらい場合は円座クッションを購入すると楽になるよ!
産院で教わった、痔を和らげる方法とは。

痔を和らげる方法を産院で教わったので、ご紹介します。

ここにある方法は痔の予防にもつながるから
普段の生活でも意識してみてね。
痔を和らげる方法①【お風呂にゆっくり浸かる】
お風呂に浸かると、体が温まり血の巡りが良くなります。
そのため、お風呂はシャワーだけで済まさずに浸かるようにしましょう。

妊娠中、お医者さんにダメと言われている場合は控えるんじゃぞ。
妊娠中は長風呂も危ないから、ゆっくり浸かったらのぼせないように気をつけるんやで。
お風呂あがりも肌に優しいタオルで、ゆっくりタオルドライしましょうね。
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優しい素材のタオルで、おしりはこすらず
トントンと拭くようにしようね。
痔を和らげる方法②【湯たんぽで患部を温める】
お風呂に浸かることと理由は同じです。
患部を温めることで血行がよくなります。
湯たんぽのほどよい暖かさが、気持ちもリフレッシュさせてくれることでしょう。
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わたしは湯たんぽを足の間に挟んで横になると痛みが和らいだよ。
自分の楽な姿勢を見つけてね。
痔を和らげる方法③【暖かいものを食べる・飲む】
冷たいものを接種すると当然、体が冷えてしまいます。
身体が冷えると結構も悪くなるので、食べ物・飲み物は暖かいものにしましょう。
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アイスなどを控えて
しょうがや大根、はちみつなど、身体を温める作用があるものを摂るようにしましょう。

どうしても冷たいものを食べたり飲んだりしたいときは
口の中で温めてから飲み込むといいんだって!
痔を和らげる方法④【辛い食べ物を控える】
辛い食べ物は控えましょう。
辛味は患部に刺激を与えてしまうため、悪化の原因となります。

辛いものを食べると体があったまるけど
辛さの刺激でお尻がもっと痛くなっちゃうよ。
痔を和らげる方法⑤靴下を履く
靴下を履くことで下半身の血行をよくしてくれます。
なかでも足先は冷えやすいので、足先を温めると下半身も温まるそうです。
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冷えとりタイプの靴下だと、血流をよくしてくれるうえに
むくみもとってくれるので妊娠中は嬉しいですね。

五本指ソックスだと指が開いて
さらに血流がよくなるよ!
痔を和らげる方法⑥【同じ姿勢を続けない】
同じ姿勢で長くいると、血行が悪くなる上に患部が圧迫されてしまいます。
体勢はこまめに変えるように心がけましょう。
患部への刺激、圧迫を避けるためドーナツクッションも使用しましょう。

オススメドーナツクッションについては
ここを見れば完璧じゃ!

痔を和らげる方法⑦【骨盤ベルトを使用する】
産後に使用するイメージのある骨盤ベルトですが、妊娠中に使用することで大きなおなかを支えることができます。
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骨盤ベルトの着用方法や
持っている骨盤ベルトが妊娠中も使用できるものなのか
病院で確認してみるといいよ!
妊娠中に多い痔の原因としては、お腹が大きくなったことにより圧迫され、血のめぐりが悪くなっていることによるので、まずは血行をよくすることから始めましょう。
痔を和らげる方法⑧【トイレは短めに済ませる】
トイレは短く済ませましょう。
トイレに座っている体勢、実はとってもおしりに負担がかかっているんです。
トイレに座っている間は同じ体勢を続けてしまうので、これも負担がかかる原因になります。
トイレは長くても5分以内に済ませ、可能であればウォシュレットを使用するようにしましょう。
痔に対して、間違っているかもしれない対処法

わたしは勘違いをしていて、間違っている対処方法を自分でして悪化させていました。
症状の種類にもよるので当てはまる方は間違った対処方法にお気を付けください。
注意が必要な対処法【いぼをおしりに押し込む】
私の痔は血栓性外核痔というものでした。
いぼ痔は押し込め!と言われていますよね。
でも、いぼ痔のなかには元々外にできているものもあります。
おしりの外側にできているできものを無理やり押し込むと、もちろん悪化します。
いぼ痔=押し込むではないことを知っておいてください。
ちなみに、お尻のなかのできものが外に出てきてしまうものを内核痔といいます。
内核痔はおしこむと痛みが引くと言われています。
内核痔か外核痔か判断ができないうちは、押し込むことは控えましょう。

ネットをいろいろ見たけれど
どのサイトにも押し込みなさい!って書いてあったから
信じてやっちゃったよ。
結果、とても悪化して後悔しました。
妊娠中の痔についてまとめ

みなさんも私と同じようなひどい痔で苦しまないように、ぜひ活用してみてくださいね。
本当につらい気持ちがとっても分かります。
適切な予防で、悪化させないようにがんばりましょう!
本当、泣くほど痛いこともあるので、パパはその辛さを理解しようとしてあげてくださいね。
すでにおしりに違和感を感じているのであれば、こちらもどうぞ。

妊娠中、骨盤ベルトは痔の予防をするだけでなく腰への負担も軽減してくれます。
どんどん大きくなっていくお腹に、ママの身体はバランスが悪くなっていくので
骨盤ベルトで支えてあげると楽になりますよ。
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