「お食い初め」って言葉、聞いたことありますよね。
お食い初めというのは、子どもが生まれて100日たったときにする儀式のことです。
そもそも、どうして生後100日にお食い初め儀式をするのでしょうか。

お食い初めはしたけど、どうして生後100日なんだろう?
そういえば知らなかったなぁ。

子どもが生まれるまではお食い初めって言葉すら聞いたことなかったよ!
お食い初めの儀式とは?

お食い初めの儀式とは、いったい何をするんでしょうか。
まずはお食い初めの儀式についてお話していきます。
お食い初めとは?
お食い初め(おくいぞめ)とは、 「一生、食べものに不自由しないように」と願い、ごちそうを食べる儀式のことです。

生後100日でごちそうを食べるの?

もちろん、まだ赤ちゃんは食べることができないよ!
お食い初めは、願いを込めてごちそうを食べさせるまねをする儀式なんだよ!
お食い初めのメニューにはそれぞれ意味があり、基本的には決まっています。
お食い初めを生後100日にする理由ってなに?
赤ちゃんは生後100日ごろ、乳歯が生え始めるとされています。
そのため、食べ物について願うお食い初めの儀式は生後100日ごろに行います。
といっても、生後100日ちょうどにする儀式というわけではありません。
100日から120日の間の日が良い日(大安、友引など)にするとよいとされています。
お食い初めのメニューとは?

お食い初めのメニューは地域によっても違うようですが、一汁三菜が基本となります。
また、 塩、海でとれるもの、山でとれるもの、殻付きのもの、飲み物を取り入れるともいわれています。
基本的な献立はお赤飯、お魚、煮物、汁物、香の物、歯固めの石。また、献立にはひとつひとつ意味があります。
使う食材によって意味も変わってくるのでおもしろいですね。
【お食い初めのメニュー】お赤飯
お祝いの代名詞、お赤飯。お赤飯には邪気を祓ったり、魔除けの意味が込められてます。

お赤飯はお祝いの定番だね!
【お食い初めのメニュー】お魚
お魚の中でも、鯛は特にお祝いにうってつけ。
「めで鯛」といったり、鯛の赤色が縁起がいいとされています。
また、七福神の恵比寿様が釣っている魚も鯛なので、日本では古くから縁起がいいとされていたようです。
なかでも尾頭付きは特に縁起がいいとされて、ごちそうといえば「尾頭付きの鯛」ですよね。
【お食い初めのメニュー】煮物
煮物には、にんじんと大根が使われます。
にんじんの紅色、大根の白色で紅白で縁起がよいからだそうです。
その他に旬の食材をいれることもあります。
【お食い初めのメニュー】汁物
汁物のなかでもお吸い物には、「吸う」ちからが強くなるようにという意味が込められています。
また、蛤(はまぐり)は自分がくっついている殻以外とは合わないそうで、生涯1人だけ合う相手と添い遂げられるように。という意味も込められています。
そのため、お食い初めには蛤のお吸い物がよく出されるそうです。

はまぐりはとってもロマンチックな貝だったんだね!
蛤のお吸い物は女の子の初節句の定番でもあるよね!
【お食い初めのメニュー】香の物
季節の野菜を漬けた香の物や酢の物など。
こちらも縁起のいい食材を使うことが多いです。
【お食い初めのメニュー】歯固めの石
赤ちゃんに丈夫な歯が生まれることを願うために小ぶりな石を用意します。
この石は福石といい、福石はお宮参りの際に産土の神社でもらうものと言われています。
しかしいただけないこともあるので、自分で拾ってきたものでもよいです。
もちろん石は食べないので、石に箸をあて、その箸を赤ちゃんの歯茎にあててお願いをします。

自分で用意する場合はきちんと洗って殺菌消毒をしてから使用するんだよ!
お食い初めの食器にも決まりがある
食器にもしきたりがあります。食器は赤ちゃんの性別によって異なります。
食い初めではお椀は漆器や素焼きのものを使うとよいとされています。
また、男の子用は内外全面が朱塗りのもの、女の子用は外側が黒塗りで内側が朱塗りのものを使います。

男の子と女の子で食器の色が変わるんだね!
どちらも縁起がよさそうだね。
今はシックでおしゃれなデザインのものもあるよ!
またこれも地域によって異なることがあるので気になるのであれば地域の文化を調べてみてね!
お食い初めの食べさせ方とは?
食べさせる人としては、親族で一番長寿の人が行うのが一般的です。

うちの場合、ママの父が長寿になるんだけど遠方で来られなかったためその中で長寿になるパパの父が行いました。
また男の子にはおじいちゃんが行い、女の子にはおばあちゃんが行います。
長寿の方がひざに赤ちゃんを座らせるような形で抱いて、食べさせるまねをします。
これは長寿にあやかるという意味があるそうです。
食べ方にも順番があります。ご飯→汁物→ご飯→お魚→ご飯→汁物の順に3回繰り返し、食べさせるまねをします。
外食でお食い初めができる

昔はお食い初めのごちそうをおうちで作っているおうちが多かったようですが、とても大変なためため最近は外食で済ませることが多いようです。
わたしも息子のお食い初めは外食で済ませました。
外食だと準備を何もしなくていいので楽ですが、必然的に長時間の外出になるので赤ちゃんへの負担が大きいと思います。

お店にはとてもよくしてもらったけど、息子には負担をかけたから
2人目はおうちでしようと心に決めました!
詳しくはばんどう太郎で素敵に「お食い初めの儀式」で生後100日のお祝いををみてね♪
おうちでも手軽にお食い初めができる

おうちで「お食い初めの儀式」を行う場合、ごちそうをすべて作るとなると尾頭付きの鯛やお赤飯と、すごく大変です。
さらに食器や歯固めの石など、普段使わないものを揃えなければいけません。
そんな大変なお食い初めも「お食い初め宅配サービス」はごちそうの準備から飾り付け、ケーキまで準備不要。
お食い初めの方法についても分かりやすい冊子が付いているので、おうちでのんびり正しくお食い初めをすることができます。
詳しくは生後100日のお食い初めは【お祝い膳.com】の宅配で手軽に簡単おうちパーティ!をご覧ください♪

おうちで行うお食い初めなら、生後間もない赤ちゃんはもちろん、パパ・ママもリラックスすることができるね!
【お食い初めの儀式とは】のまとめ

今日はなかなか詳しく知ることが少ない、お食い初めの儀式についてお話しました。
「お食い初めの儀式」は赤ちゃんの一生のごはんについて願いを込めるものです。
一生に一度の儀式、後悔のないようにきちんとしてあげましょうね。

おうちで家族のんびりお食い初めの儀式だとパパママ赤ちゃんストレスフリーでおすすめです!