日本人の3人に1人は痔に悩まされているそうです。
わたしもその中の1人。妊娠中から痔に悩み続けています。
なかでも世間のママさんはほぼ悩んだのでは?
妊娠中は痔になりやすく、産後は会陰切開の痛みで座るのが辛い。
どうして人間って座れるようになっているのに、いざ座り続けるとおしりが悲鳴をあげるんですかね。
どうせ座れるなら永遠に座っても支障がないようにつくってくれたらいいのになぁ。
なんてことを言いたくなる今日この頃。

妊娠中の痔については下の記事で
詳しく話してるで。
妊娠中、痔になったときの対処法。和らげる方法と悪化させる行動を解説するよ。
わたしは妊娠中にかなり痛みの激しい、痔に悩まされました。
お腹が大きくて寝てるのも立ってるのもしんどいのに、座ってるのもしんどい。
かなり最悪の状況になりました。
妊娠中で家にいることも多かったので、主人に協力してもらって
かなりたくさんの円座クッションを試したので
私的によかったオススメと、口コミレビューまとめ。
人気の円座クッションについて話していきます。

いつかは痛みはなくなる!
せめてちょっとでも痛みを和らげたい!
そんなときに円座クッションは超!超!オススメです。
産後・痔にオススメのドーナツクッション

妊娠中にひどい痔になってしまったわたし。
実は妊娠中にひどい痔になった場合、産後まで治らないことがほとんどだそう。
お腹が大きくなると、おしりへの負担もどんどん大きくなるので
おしりへの負担を少しでも減らしていかないと悪化していく一方。
さらに、産後は会陰切開の傷も痛むのでつらさは倍に。
ひどくなる前に自分にあう円座クッションを見極めて、おしりへの負担を減らそう。

ここでのレビューを参考に
自分に合うクッションを見つけてね!
低反発円座クッション「医学博士が提案!勝野式」
このクッションはテレビでも紹介されているとても人気のものです。
「人気のもの=いいもの」というわけではないと思いますが、紹介されているのを買ってみたら、まんまとはまりました。
低反発のものなんですが、とてもふっくらしているので沈んでもおしりが地面につくことがありません。
また、もっちりしていて触り心地も◎
低反発のなかでもへこたれてぺちゃんこになってしまうものは多いですが、この子は全然へこたれません。
厚みがポイントです。
最初から分厚いのもあって、少しへこたれたと思っても他メーカーの新品並み。
安物も買ったことありますが、すぐぺっちゃんこになって意味なかったりするんですよね。辛い。
カラーバリエーションも豊富なので、好みの色を選べます。
また、カバーが取り外せて洗えるのもポイント高い!
座る事で自分のお尻の形にスッとなじむので座り心地もバツグンです★

良く座ってるとクッションの中身が寄ってしまってぺちゃんこになりがち。
ぺちゃんこにならないふっくらさが、このクッションのおすすめポイント!
お医者さんの円座クッション
この円座クッションも低反発ではなく、硬めのウレタンでできているため沈み込みすぎません。
厚みも8cm近くあるので長年使用してもぺちゃんこにへこたれることはないでしょう。
形がドーナツ形ではなく、U字になっているので円座タイプよりも患部に触れにくいのが大きなポイントです。
また、このクッションは耐アルコール機能が高いので、アルコール除菌もできます。
さっとひとふきするだけで除菌、汚れ落としができます。
素材はレザーですが、全8色と種類豊富。自分の好きな色のものを使用できます。

円座クッションでもおしゃれなものがいい!
という方にオススメ!
携帯便利 勝野式クッション
こちらのクッションもひとつめと同じ「勝野式」のものです。
1つめと違うポイントとしては、こちらのクッションはコンパクトに折りたためて持ち運びが便利。
(折りたたんで入れられる収納袋もついています)
クッションの中でもひときわ小ぶりなので、お尻からはみ出す面積が少ないのであまり見えません。
そのため外で使っていても周りの目が気になりません。
ウレタンでできているんですが、下面が高反発ウレタン、上面に低反発ウレタンの2層構造により、へたれにくいのにお尻にしっかりフィットしてくれます。
また表面も通気性がよくムレにくい素材なので、長時間座らないといけないときでも安心です。
折りたためるから外出専用かと思いきや、おうちでも大活躍のしっかり具合なのでとってもオススメです。
妊婦に起こりやすい「痔」実は産後にも?

実は、妊婦の痔とのお付き合いは妊娠中だけではないです。
妊娠中に痔になりやすい原因としては
お腹が大きくなったことにより圧迫され、血のめぐりが悪くなっていることが理由で起こりやすい。と言われています。
出産を経て、もうお腹も小さくなったし痔さよなら~!かと思いきや。そうではないんです。
産後の身体は思っている以上にズタボロです。
人によっては、会陰切開によりおまたを切開し、縫っている人もいます。
ズタボロなうえに、四六時中子どもを抱っこして、授乳して、おむつ替えをして、沐浴(新生児期の入浴)などにより、長時間無理な体勢を続けなければいけなかったりします。
特にわたしが辛かったのは沐浴です。
沐浴用にベビーバスを使用しお風呂場で入れていたのですが、ベビーバスに子どもを浸からせる体勢がかなりおしりに負担でした。
しかも冬だったので、冷えるなか、おしりに負担のかかる体勢を長時間。
あっという間に妊娠中から育てていた痔は悪化しました。
椅子に座って子どもを抱っこしているだけでも、妊娠中お腹が大きいこととそんなに変わりません。
つまり血流は悪いままです。
むしろ子どもはすぐに大きくなるので、重さもあいまって悪化への一方です。
痔と似た痛み?会陰切開ってそんなに痛いの?

さきほどちょっと話に出た会陰切開(えいんせっかい)とはなんぞや。という方に簡単にお話します。
会陰切開というのはその名の通り、出産時に会陰を切開することです。
出産時、赤ちゃんは基本的に頭から出てきます。
お母さんのおまたの大きさよりも赤ちゃんの頭の方が大きすぎるときや赤ちゃんがつっかえてしまったときに切開が行われます。
というのも、切開せずに頑張ってしまうとおまたが裂けてしまって大惨事になるからです。
会陰切開をしてもサイズが合わずに裂けてしまうこともあるようですが、ビリビリに裂けてしまい縫いづらくなって治りにくくなる前にあらかじめおまたを切って、赤ちゃんが出やすくするのです。
先生や産院によっても異なるとは思うんですが、わたしの産院では出産時に切るよ!って確認されたのち感覚もなく切開してもらって、瞬く間に子どもが出てきました。
子どもを眺めながら縫ってもらったので、縫ってもらった痛みも感じませんでした。
出産前後はアドレナリンが出ているから痛みの感じ方も鈍いのよ。と言われ、その時はそうなんだ。と思っただけだったのですが、、、
産後2日目から壮絶な痛みと戦うこととなりました。
(わたしの場合、痔の痛みもあったのも大きいかもしれません)
まず歩くのがとってもつらいです。一歩踏み出すたびに痛みと戦い、また一歩。。。しんどいです。
さらにトイレが痛い。トイレに行くのがつらい。
入院中、看護師さんに注意されたのですが
産後、トイレにきちんと行って慣らしておかないと、おまたの感覚がおかしくなってトイレに行きたいという感覚がなくなり、勝手に出てきてしまうようになるそうです。
おそろしや。なのでトイレは頻繁に行きました。
一番つらいのが座ること。私の産院は母子同室だったので、出産した次の日からは授乳、おむつ替えをして慣らしていくかたちでした。
授乳していて座っているだけでも痛い。痛み止めを飲んでも痛い。辛かったです。
寝てても痛かったんですが、私の場合は足と足の間にクッションをはさんで寝ると痛みが和らぎました。
(切開の向きなどにもよると思うので個人差はありますが、よかったら試してみてください。)
はさむとにも、ドーナツクッションが役立ちます。
寝るときは足にはさみ、座るときは下に敷くスタイル。めっちゃくちゃ助かりました。
痔を和らげるいいクッションの条件

ここまでお話してきましたが、痔を和らげるクッションの条件とはどういったものなのでしょうか。

実際に円座クッションを使ってみたわたしが感じた条件をお話するよ!
【いいクッションの条件】長時間座っていてもへこたれない
硬めの素材を選ぶか、柔らかくても座っててぺちゃんこにならない厚みのあるものを選びましょう。
というのも、ある程度硬くないと長く使っているとぺちゃんこになってしまいます。
それって結果床に座っているのと同じことですよね。
せっかくなので長く使えるものを選びましょう。
【いいクッションの条件】真ん中の穴が大きめのもの
真ん中の穴は大きめ。もしくは調整できるものがオススメです。
穴が小さくなっているデザインのものありますが、そこを目指して座るのは結構難しいので穴が大きめのものを選ぶのが無難です。
【いいクッションの条件】汚れが落ちやすいもの
ご存じかもしれませんが、痔は出血を伴うことがあります。
また、産後は悪露といって、多めの生理のようなものが1か月ほど続きます。洗えて損はないです。
カバーが外せるものか、表面を拭きとれる素材のものを選びましょう。
【いいクッションの条件】長く使えるデザイン
見た目より質!と思ってしまうかもしれませんが、デザインも大事です。
というのも、使っているとクッションなしでは座れなくなってしまうと思います。
痔主になる前はお気に入りだったふかふかのソファも、今やクッションなしで座ることはなくなりました。
そのため、私は美容院に行くのも通院するのもクッションを持参しています。
もちろん通院のためのバスでも使用。
デザインがちょっとおしゃれだと、恥ずかしさも和らぎます。
痔に効くおすすめクッションのまとめ

今日は痔におすすめのクッションについてお話しました。
ドーナツクッションは猫背や腰痛にもいいので、長年使えるものです。
安くてすぐに使い物にならなくなるのはもったいないと思います。
私も最初、近所のディスカウントストアで安売りしていたクッションを購入してすぐにへたれてしまいいろんなメーカーのものを試して何度も買いなおしました。
みなさんはそうならないように、購入前に見極めて後から後悔しないように、ゆっくり自分に合ったものを選びましょうね。